モアブ周辺には多くの壁画が残っており、気軽に見ることができる。
また、街から近い割には状態が良くモアブ住民とここを訪れる観光客の質の高さが伺える。
モアブの北、コロラド川沿いに多数の壁画が残っている。
UT279(Potash Road)沿いの壁画サイトをまとめてみた。
Potash Road Petroglyph Panel
UT279に入り、コロラド川沿いを5分ほど走るとロッククライミングに興じる人たちが目に入る。
このあたりに最初の壁画がある。
小さい看板しかないので見逃す可能性もあるが、崖にへばりついているロッククライマーが見えたらスピードを落として看板を探せば見つかるはず。
崖は右側だが看板は左側にある。
このエリアの特徴は古代プエブロとフリーモントの文化が交わっており双方の特徴が混ざっている。
描かれた年代もまちまちのようで簡素なものから芸術的なものまで多岐にわたる。
グループ | フリーモント/古代プエブロ |
年代 | 西暦1-1275 |
場所 | Moabの近郊。UT279沿い。 |
特徴 | フリーモントと古代プエブロの融合 |
その他 | ロッククライマーに注意 |
設備 | 無し |
入場料 | 無し |
Poison Spider Trailhead
さらに川沿いを進み、右手に逸れる道に入る。
Poison Spider Trailheadの駐車場に車を置き、駐車場にあるトイレを越えて岩場の先を見上げると壁画がある。
壁画の場所まで行くには岩を登る必要があり若干危険を伴う。
下から見る場合は双眼鏡と望遠レンズ必須。肉眼ではまず見えない。
壁画の近くには恐竜の足跡が残っている。
Jug Handle Arch
さらに川沿いを進むと線路と並走するようになる。
線路を渡れる場所があるのでそこを渡ると駐車場になっている。
右手の崖の中腹に壁画が多数ある。
注意深くルートを計算して登ればそれほど難しくもない。
興味深いプエブロ系の女性を描いたものもある。