古代プエブロの遺跡が公園内に点在している。
プエブロIII〜IVの新しい時代のものだが西のグループに比べ建築技術はやや劣る。
Village of Tyuonyiはこの時代の古代プエブロに共通する要塞型の造りで中央に広場とキヴァが配置されている。
周りの崖の麓にも多くの住居跡が残されている。
この一帯の岩は多孔質で軽石のような性質を持っており加工が容易なため自然に出来た穴を利用して住居が作られている。
さらにその奥にはロングハウスと呼ばれる横一列に並んだ建物が200mほど続いている。
建物自体は崩壊しているが、壁面には梁を埋めた穴や棚の跡、壁画等が残っている。
3〜4階建てだったことが伺える。
四角い穴は小部屋や棚の跡。床には囲炉裏の跡もある。
このエリアから2kmほど奥に行くとAlcove Houseと呼ばれる崖の中腹の遺跡がある。
梯子を30mほど登らなければならない。
キヴァと壁に彫られた小部屋があるのみなので無理して行くほどではない。
↑こういう感じで梯子を登る。
もちろん安全対策は自己責任で。
このエリアの住居を放棄した人々は現在のサントドミンゴ、サンフェリペ、サンタクララ等の部族だと言われている。
彼らはこのすぐ近くに住んでいる。
グループ | 古代プエブロ |
年代 | 西暦1150-1550 |
場所 | バンデリエ国定公園内。 |
特徴 | 特徴的な住居 |
その他 | 壁画 |
設備 | トイレ、売店(ビジターセンター) |
入場料 | あり |
トレイルヘッドまでのアクセス | |
街から1時間程度 / 舗装道路 | |
トレイルヘッドからのアクセス | |
徒歩10分以内 / 観光地レベル |